【学歴より技術】高卒の電気工事士の年収は?収入を上げる方法と会社選びを解説

「高卒で電気工事士になっても、十分な年収を得られるのだろうか」


「大卒と比べて、給与や昇進で不利にならないか心配」


電気工事士への就職を考えている高校生や、転職を検討している方のなかには、このような不安を感じている方もいるでしょう。


結論からいうと、高卒で電気工事士になった場合、入社直後の給与に学歴が影響する会社はあります。しかし、電気工事士は資格や現場経験、担当できる仕事の範囲が評価されやすい職種です。


働きながら資格を取得し、できる仕事を増やしていけば、高卒からでも年収を上げていくことは十分に可能です。


本記事では、高卒の電気工事士の年収を左右する要素や、収入を上げる方法、就職先を選ぶときのポイントを解説します。




■高卒の電気工事士の年収は学歴だけでは決まらない

高卒の電気工事士の年収は、学歴だけで一律に決まるものではありません。


主に次の要素によって変わります。

  • 勤務先の給与体系
  • 保有している資格
  • 現場経験の年数
  • 担当できる工事の種類
  • 現場を管理する能力
  • 残業や休日出勤の有無
  • 資格手当や出張手当
  • 賞与の支給実績

高卒で入社した直後は、大卒者よりも基本給が低く設定されている会社もあります。しかし、電気工事の現場では、学歴だけでなく「安全に施工できるか」「図面を理解できるか」「現場を任せられるか」といった実務能力も重要です。


そのため、経験を重ねるほど、入社時の学歴よりも保有資格や技術力、現場での役割が収入に反映されやすくなります。




■高卒で就職した直後の給与

高卒で電気工事会社に就職した場合、最初から電気工事のすべてを任されるわけではありません。


入社直後は、先輩社員と一緒に現場へ入り、工具の名称や使い方、材料の運び方、安全上のルールなどを覚えるところから始まるのが一般的です。


未経験者の場合は、次のような仕事を担当しながら現場に慣れていきます。

  • 工具や材料の準備
  • 配線作業の補助
  • 照明器具の取り付け補助
  • 現場の清掃や片付け
  • 先輩社員の作業確認
  • 写真撮影や施工記録の補助

この時期の給与は、会社が設定している基本給や未経験者向けの月給によって決まります。


求人票を見るときは、月給の金額だけで判断せず、基本給、固定残業代、資格手当、交通費、出張手当などの内訳まで確認しましょう。


また、年収は「月給×12か月」だけでは決まりません。賞与や残業手当、資格手当などを含めた年間の総支給額が年収になります。




■高卒の電気工事士の年収を左右する5つの要素


・保有資格

電気工事士として収入を上げるうえで、資格は重要な要素です。


代表的な資格には、第二種電気工事士と第一種電気工事士があります。


第二種電気工事士を取得すると、一般住宅や小規模な店舗など、主に低圧で受電する設備の電気工事に携われます。未経験から電気工事士を目指す場合、まず取得を目指すことが多い資格です。


その後、実務経験を積みながら第一種電気工事士を目指すことで、担当できる工事の範囲が広がります。


資格手当を設けている会社であれば、資格取得によって毎月の給与が増える可能性もあります。



・担当できる工事の種類

同じ電気工事士でも、担当できる工事によって評価が変わります。


電気工事には、住宅のコンセントや照明工事だけでなく、次のような仕事があります。

  • 建物内の配線工事
  • 幹線設備工事
  • 受変電設備工事
  • LED照明交換工事
  • 電気通信工事
  • 弱電設備工事
  • 太陽光発電設備工事
  • 空調設備に関する電気工事

住宅だけでなく、工場や倉庫、店舗、大型施設などの工事を経験すると、身につけられる知識や施工技術も増えていきます。


株式会社イーズテックでは、電気設備工事を中心に、太陽光発電システムの設置、空調工事、LED照明工事、電気土木工事、弱電工事などを手掛けています。複数の分野を経験できる環境は、将来的に対応できる仕事を増やすうえで大きなメリットです。



・現場経験

資格を持っていても、すぐにすべての作業を一人で担当できるわけではありません。


電気工事の現場では、建物の構造や設備の種類、工事の進み方が毎回異なります。図面だけでは判断できないことも多く、現場ごとの対応力は実際の仕事を通じて身につけていきます。


経験を重ねることで、作業の段取りを考えたり、ほかの職人と調整したり、トラブルを事前に防いだりできるようになります。


一人で担当できる作業が増えれば、会社から任される仕事も増え、昇給や役職につながる可能性があります。



・現場を管理する能力

電気工事士のキャリアは、現場作業だけではありません。


経験を積んだ後は、現場責任者や職長、施工管理として働く道もあります。


現場を管理する立場では、作業そのものに加えて、次のような業務を担当します。

  • 工程の確認
  • 作業員への指示
  • 施工品質の確認
  • 安全管理
  • 材料や工具の手配
  • 元請会社やほかの業者との打ち合わせ
  • 工事写真や書類の管理

技術力だけでなく、周囲と連携して現場を進める力が求められます。責任は大きくなりますが、その分、給与や役職が上がる可能性もあります。



・勤務先の制度

年収を考えるうえでは、月給だけでなく会社の制度も確認しなければなりません。


たとえば、資格取得にかかる受験料や講習費、教材費を本人が負担する会社もあれば、会社が補助する場合もあります。


そのほかにも、資格手当、出張手当、残業手当、交通費、賞与などの有無によって、年間の収入は変わります。


初任給が高く見えても、固定残業代が含まれていたり、資格取得費用が自己負担だったりするケースがあります。反対に、月給だけでは分からなくても、資格取得支援や各種手当が充実している会社もあります。


求人票では、表示されている月給の内訳まで確認することが大切です。




■高卒から電気工事士の年収を上げる方法


・第二種電気工事士を取得する

未経験で入社する場合は、まず第二種電気工事士の取得を目指しましょう。


資格を取得することで、法律上担当できる作業の範囲が広がります。会社によっては資格手当が支給されたり、昇給の評価対象になったりします。


資格取得の費用を会社が負担してくれるかどうかも、就職先を選ぶ際の確認項目です。



・第一種電気工事士を目指す

第二種電気工事士を取得した後は、第一種電気工事士へのステップアップが考えられます。


第一種電気工事士は、第二種よりも幅広い設備を扱うために必要となる資格です。資格取得だけでなく、免状交付には所定の実務経験が必要となるため、働きながら経験を積むことが重要です。


幅広い現場を経験できる会社で働けば、試験勉強だけでは学べない実践的な知識も身につけられます。



・担当できる仕事を増やす

年収を上げるには、資格の数だけでなく、実際に対応できる仕事を増やすことも大切です。


配線や照明工事だけでなく、幹線設備、受変電設備、太陽光発電設備、空調設備などを経験することで、電気工事士としての対応力が高まります。


特定の作業だけに詳しい人材よりも、複数の現場や設備に対応できる人材の方が、会社内で任される仕事の幅も広がりやすくなります。



・現場責任者や施工管理を目指す

現場経験を積んだ後は、作業員をまとめる立場を目指す方法があります。


現場全体の工程や安全、品質を管理できるようになれば、職長や現場責任者として評価される可能性があります。


さらに、電気工事施工管理技士などの資格取得を目指し、施工管理へ進む道もあります。


現場作業の技術に加えて、書類作成や打ち合わせ、工程管理などの能力も必要になりますが、長期的なキャリアの選択肢を増やせます。



・独立を視野に入れる

経験や資格、人脈を身につけた後に、電気工事業者として独立する道もあります。


ただし、独立すれば必ず収入が増えるわけではありません。営業、見積もり、請求、資金管理、安全管理など、施工以外の仕事も自分で行う必要があります。


まずは会社員として幅広い現場を経験し、技術だけでなく、仕事の受け方や現場管理の方法まで学ぶことが重要です。


高卒や未経験から電気工事士として成長できる環境を探している方は、まずは募集内容だけでも確認してみてください。

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■高卒から電気工事士になるメリット

高卒で電気工事士を目指すメリットの一つは、早くから実務経験を積めることです。


大学へ進学した人よりも早く現場に入り、4年間の経験を積めます。資格取得と実務経験を計画的に進めれば、20代前半から重要な仕事を任される可能性もあります。


また、電気工事士は、目に見える製品を売る仕事ではありません。照明が点灯する、設備が正常に動く、建物で安全に電気が使えるといった日常を支える仕事です。


自分が施工した建物や設備が長く使われるため、仕事の成果を実感しやすい点も特徴です。


一方で、現場では高所や狭い場所で作業することもあります。夏や冬の気温、現場までの移動、工期による忙しさなど、楽な部分だけではありません。


給与だけでなく、仕事内容や職場環境も理解したうえで選ぶ必要があります。




■高卒で電気工事会社を選ぶときの確認ポイント



・未経験者への教育体制

「未経験歓迎」と書かれていても、実際の教育方法は会社によって異なります。


入社後に誰が教えるのか、どのくらいの期間先輩と一緒に動くのか、最初に何を担当するのかを確認しましょう。



・資格取得支援

資格の受験料や講習費を会社が負担するか確認します。


費用だけでなく、試験前に勉強時間を確保できるか、先輩に質問できるかも重要です。



・給与の内訳

基本給、固定残業代、資格手当、交通費、出張手当などを確認します。


月給の金額が同じでも、内訳によって実際の条件は大きく異なります。



・経験できる工事

住宅工事が中心なのか、工場、倉庫、店舗、公共施設などにも対応しているのかを確認しましょう。


経験できる現場の種類は、将来の技術力やキャリアに影響します。



・将来のキャリア

入社後にどのような仕事を任され、何年後にどのような立場を目指せるのか確認します。


現場作業員だけでなく、職長、現場責任者、施工管理、独立などの選択肢がある会社であれば、将来像を描きやすくなります。


応募を決める前に確認したいことがある方は、仕事内容や働き方について相談するところからでも問題ありません。

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■イーズテックで目指せる高卒からのキャリア

千葉県市原市を拠点とする株式会社イーズテックでは、経験者だけでなく未経験者も募集しています。


公開されている求人情報では、未経験者は月給25万円から、経験者は月給30万円からとなっています。また、残業手当、出張手当、資格手当、交通費の支給に加え、業務に関係する資格の取得費用は会社が全額負担するとしています。


入社後は、1年目に先輩の仕事を見ながら資格取得を目指し、2年目から3年目に現場経験を積む流れが示されています。5年目以降は、本人の適性や希望に応じて、現場監督や独立を目指すキャリアも用意しています。


電気工事だけでなく、太陽光発電設備や空調設備などの工事にも携わるため、幅広い技術を身につけたい方にも適した環境です。




■まとめ

高卒の電気工事士の年収は、学歴だけで決まるわけではありません。


入社直後は未経験者として基礎を学ぶ期間が必要ですが、資格を取得し、担当できる工事や役割を増やすことで、収入を上げられる可能性があります。


会社を選ぶときは、初任給だけでなく、教育体制、資格取得支援、手当、経験できる工事、将来のキャリアまで確認することが重要です。


株式会社イーズテックでは、高卒や未経験から電気工事士を目指したい方を募集しています。


「資格を持っていないけれど応募できるのか」「入社後はどのような仕事から始めるのか」など、気になることがある方は、まずはお気軽にお問い合わせください。